【レビュー】aikoの最新アルバム「湿った夏の始まり」初聴きの感想(前半戦)

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l line”]聴きこむと何を思っていたか分からなくなるから、最初の感想って大事にしたい![/voice]

ってなことで、aikoファン(仲間からはエセと言われる)&バンドマンの僕が聞いた感想を備忘録として、書き留めときます。

「聴こうかなぁ」って思っている人にも参考になれば幸いです!

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目次

収録曲

 

May Dreamの時と比べると、気になる曲名が多いなーと思った次第。

aikoは好きだけど、バンド曲・ロック曲とか要は作曲センスが天才的に好きであって、aikoの歌詞にはそこまで興味ない(aikoファンに怒られるわ)

1.格好いいな
2.ハナガサイタ
3.ストロー
4.あなたは
5.恋をしたのは
6.ドライブモード
7.愛は勝手
8.夜空綺麗
9.予告
10. あたしのせい
11. うん。
12. 宇宙で息をして
13. だから

 

1.格好いいな

言葉を詰め込むのが流行りなんかなぁ。一曲目にしては最後の方の曲っぽさがすごい。ドラミングはすごく好き。アルバムの1曲目ってそのアルバムのご挨拶曲なんですよね。

その一曲目がこの曲ってことは「配置にかなり悩んだアルバムなんかな」とか思ったりした。

 

2.ハナガサイタ

バンド曲を好むタイプなんで、めっちゃあり。ガッチリロック曲じゃ無いけど、ポップにもロックにも使えそうな一曲。ツインギターのリフの交差がいいなー。あんまりエフェクト噛ませてないから、爽快感が出るぶん、コピーした時にミスがバレやすそう。

 

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3.ストロー

シングルカットで王様のブランチ曲。最初に聞いた時の「コレジャナイ感」が凄かった。

 

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l line”]何なんだろうな。。。ミドルなんだけど「君にいいことがあるように」のループがサビっぽくないのと、Aメロ→Bメロ→サビのテンポ感が一定だからしっくりこないんだろうな。[/voice]

 

聴きこんだ今となっては、まずまずの中毒感のある曲で良いんだけれども。シングルカットで一番最初に出てくる配置は納得。

 

4.あなたは

aikoの得意とする(と思ってる)落ち着いたピアノベースの曲。音の切り方と強弱がやっぱりプロだなー。と思う。ギターは薄めだけどソロパートもちゃんとあってバランス良い。個人的にはベースのボリュームがもうちょっと前に出た方が好み。

 

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5.恋をしたのは

結構聴いてしまったので、新鮮味がない。。何より「この曲、今回のアルバムに入るくらい新しい曲だったっけ?」って思ってしまったくらいなので。

調べてみたら【2016.9.21発売】って・・・納得。

 

ベースとドラムの「ドッター、ドッター」のリズムキープが肝心。コピーしたら100パー走ってしまう。
三国駅、スターあたりの頃の曲を思い出す一曲。

 

6.ドライブモード

ピアノのラインから始まるハネ系曲。めっちゃ好きだなー。歌詞とかで聴かないタイプだから、所謂aikoっぽい曲よりもこういうらしくない曲の方がアクセントが効いてていいんだよなぁ。

ベースのラインも弾いてたらめっちゃ楽しいんだろうと思うライン。めっちゃ簡単でもないけど難しすぎず。それでいてハッキリ存在感があって味がありました。

 

7.愛は勝手

「ベース曲続いたーーー!!」と心の中で叫ぶスタート。アルバムを通して考えると「M4.あなたは」からベースをだんだん上げて来ているのは意図的なんだろうか。アレンジャーの意図だったら面白いなと思える一曲。

ギターもワウを使ったサウンドで聴きごたえがある。アルバムも中盤、「ヘソ曲」として凄く良いアクセントを入れる曲として機能してる。

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l line”]でも、ちょっと長いかなー。。。。あと40秒短ければなぁ。[/voice]

 

前半7曲の総括

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僕はaikoらしい恋愛曲を求めていないaikoファンなので、とってもとっても大満足の前半曲となりました。

アルバムも前後半で全然顔が変わるときもあるので、どういうバランスをとっていくのか楽しみ!

 

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l line”]aikoっぽさを求めない人には結構オススメできるかも!![/voice]

 

<追記!>後半7曲のレビューも書きました!

自然検索が多くて、意外とびっくり。

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2017/08/profile.jpg” name=”イトダイ” type=”l line”]後半7曲も初聴きの感想、大事に書くよ!いつかaikoのエゴサーチが来てくれればこんな嬉しいことはない![/voice]

ってなことで、嬉しい反響もある中で第二弾!

aikoファン(仲間からはエセと言われる)&バンドマンの僕が聞いた感想を備忘録を書き留めときます。

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前半戦の7曲はaikoらしい恋愛曲を求めていないaikoファン(僕みたいな人)にとって、大大大満足の前半曲となりました。

では、その後半戦スタート!

 

8.夜空綺麗

 

バイオリンのマイナーコードから始まる展開に胸がざわつく

マイナーから始まると暗くて不安な感じが増すんですよ、音楽のプチ情報。バイオリンのような弦楽器だと余計に増幅されて、椎名林檎的な曲の手法。

「こういう曲なのかなー」と思ったら、完全に裏切られた…(もちろんいい意味で!!)

一旦曲調が変わるとメジャーに変わったのかな?と思わせるくらい曲調チェンジ。

ヘソ曲「愛は勝手」の後にくるから余計にこの明るさが際立つんですよねー。考えられてんなぁ。

aikoじゃなかったらもっと爽快感が出たんだろうと思うけど、これはこれでaikoらしさの曲。

他のアーティストでカバーしたら面白そう!めっちゃ聴いてみたい!!

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9.予告

後半曲唯一のシングル曲。ドラムの2ビートが心地よく、シンバルよりもタムを引き立たせたアレンジでポップ感を出して、最近のシングル曲の中で結構好きな部類なんですよね!

aikoのキーもそこまで高くないから、疲れずに聴けるがポイント。

aikoのオフィシャルYoutubeでは予告の予告なる動画がUPされてるんですよ。(こういう案は地味に好き)

 

10. あたしのせい

 

曲名のイメージと曲調が違った一曲。

東京スカパラダイスを彷彿させる管楽器が強くて、裏で刻んでるからハネ感があってなおさらスカパラっぽい。

POP用の曲なんだろうなぁと思いながら聴いてると、aikoの肺活量どうなってんの?ってくらい伸ばすところいっぱい。

個人的な好みは可もなく不可もない。

 

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11. うん。

 

高音の鍵盤音、エレアコの音から始まる。ループの上に徐々に乗っかってくるAメロが気持ちいい。

サビの半音下げ(上げ?)部分がaiko節炸裂の作曲センでらしさが光ってる。

aikoの間奏のハミングが高くて(良い意味じゃなく)。アルバムも後半に入ってきたので、もっと落ち着いた音程で聴きたいよな、と思うのが正直なところ。

曲自体はとてもライブエンディングを思い出すゆったり曲で良いのに、落ち着けないのが残念だなぁ。

 

12. 宇宙で息をして

 

普通にどっかのアニメかドラマで主題歌になりそうな作りで個人的にはけっこう好み!

サビから入って、長めのイントロって作り方がタイトルを入れやすいんですよ。

後半曲の中では一番好きだけど、もうちょっとロック寄りでも良かったかなぁ。好みの問題だけど。。

楽器のボリュームバランスがちょうど良くて、周りの音を聴くにはすごく聴きやすい!!

でもヴォーカルがちょいと大きいなー。もうちょっとだけ楽器が前に来るか、ヴォーカルを絞っても良かったのかなと思ったり。

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13. だから

 

最後の曲としてのまとまりのある曲。アルバム全体的な考え方としては「小説の最後のページを閉じる」みたいな余韻を残すアルバムがやっぱり良いんですよ。

ガチャガチャ疾走させて終わるアルバムだってありなんだけど、1曲目の【格好いいな】を考えると、より落ち着いたテンポの曲で余韻を残すのが一番重要だし、この13曲では1番締め曲に適してるなぁ。

メロディーもaiko節の中でも奇をてらうものじゃなくてオーソドックスなaiko節で聴きやすく終われる。

 

「湿った夏の始まり」のまとめ!

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前半曲1.格好いいな~8.夜空綺麗までの流れはaikoのアルバムで1、2を争うくらいの名盤だなぁと感じますね。

ただ、全体的にこんなにキーが高い曲でボーカルのボリュームがいつもより大きく感じ、聴きづらさがあったなー。

設定おかしいんか?と思ってiPhoneのイコライザを見たけどオフだったし。ファルセットがaikoのマイブームなんかな。

個人的には「夜空綺麗」「予告」が10~12曲目くらいに来たらだいぶ印象が変わるのに、惜しい一枚。

ここまで言っておきながら、曲それぞれの完成度や聴きごたえを考えると、おススメの一枚ですよ!

 

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