【書評:僕たちはどう伝えるか】面接や職務経歴書にも使えるプレゼン力を付ける1冊だった。

仕事におけるプレゼンや面接での自己PR。職務経歴書を書くときのアピールポイントに悩んではいませんか?

そんなあなたにオススメなビジネス書を見つけました!

オリエンタルラジオの中田敦彦さんが書いた「僕たちはどう伝えるか」です。

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l fb”]結論からいうと、『人類最大の武器は伝達能力でありプレゼンテーション能力こそが大事』だという内容。[/voice]

具体的には、

  • 専門用語を絶対に使わない
  • 相手が聞く姿勢になるためのルール
  • 相手を惹きつけるための最強の武器

と、自己PRに使えそうなエッセンスが盛り込まれています。ちょっと気になりますよね。

ノートに書きとめたメモを追いながら、「僕たちはどう伝えるか」のポイントを読み解いてみてください。

仕事に悩む若手ビジネスマンや就職活動中のアナタ!少しでも興味持ったら、ぜひ手に取って欲しいと思える一冊です!

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目次

この本を読む目的

僕はいつも本を読むときに、以下の3点を意識して読みます。

  • 気付き
  • 明日からやる事
  • 学びたいポイント(問い)

本を読む前には「気づき」と「明日からやる事」は空欄になっています。

今回、この本を読む目的(学びたいポイント)を

  • 伝えるとは何なのか
  • 伝える方法
  • プレゼン能力向上のヒント

この3点をあげました。

「僕たちはどう伝えるか構成

【書評:僕たちはどう伝えるか】面接や職務経歴書にも使えるプレゼン力を付ける1冊だった。

全部で14個の項目で構成されています。オリラジ中田さんも、本の中で『30分で読める本』と宣言している通り、文字がゆったりとした感覚で描かれていて、非常に読みやすかったです。

実際にノートをとりながらでも、1時間弱で読みきることができました。なので本を読むのが得意じゃない人にも大変オススメです。

まず、導入部分でこの一言。

プレゼンはビジネスの為だけじゃない

豊臣秀吉を例にとって、プレゼンテーションの大事さを説明してくれます。プレゼンは現代にも使える勝利の法則であり、敵を減らして仲間を増やすことができる必須のスキルなんですね。

豊臣秀吉の例を読み進めると『プレゼンの威力』に納得させられました。

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専門用語気取ったカタカナを絶対に使わない

最初の3項目は、

  • プレゼンは開始の10秒で決まる
  • 専門用語気取ったカタカナは使わない
  • 最悪の禁じ手とは

その中で最も興味深かったのは、専門用語気取ったカタカナを使わない点。

冷静に考えてみると、とっても当たり前の事です。

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l fb”]もし、あなたがわからない専門用語を使って話されたら、相手に対して嫌な印象を持ちませんか。[/voice]

嫌な印象を持たなくても、自分自身が「知らない」ことを恥ずかしく思ったり、ネガティブに感じたりしますよね。

そんなイヤな思いを相手にさせないことが大事だと説明しています。

簡単に言うと長い難しい話最悪短く簡単が最高

ってことなんです。すごく当たり前のことですよね。

ただ「自分の中の常識=相手にとっての常識」じゃない事はよくあります。

小学生レベルまで落とす必要はありませんが高校生が理解できるレベルの言葉まで噛み砕いて、伝える必要がありますね。

 人はネタバレしたものしか関心を持たない

 

[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l fb”]ネタバレ関心の法則と名付ける![/voice]

オリラジ中田さんが言った言葉ではないです。自分でつくりました。

項目として書かれている文章は「先に中身を全部言う」と言う事。

人の話を聞いているときに「あなたって結局何が言いたいの」って思った経験、誰でもありますよね。

何が言いたいのかわからない理由は出口を見ることができないから。

あなた自身が聞き手に回っているときはよくわかるのにプレゼン側になった途端、うまくできないんです。

一般的にネタバレというとネガティブな印象を持つことが多いですがもっと良い言い方をするとカーナビで目的地までの道筋が案内されている状態と表現するとわかりやすいです。

  • 映画の予告
  • 本の帯
  • ドラマの次週予告

これらは全てネタバレの一部といえます。
ネタバレをすることで相手に話を聞くメリットを与えることが大事なんですね。

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緊張はすることを前提に考える

 

面接うまくいくかなぁ。

履歴書書類選考ちゃんと通るかなぁ。

考えれば考えるほど緊張してきますよね。

緊張には2種類存在すると中田さんは言ってます。良い緊張か、悪い緊張か。

良い緊張は、あなた自身が準備もしっかりやったから「うまくできるか?」を不安に思い緊張している状態です。

一方、悪い緊張はそもそも準備をしていない事で緊張していて、うまくいくか心配している状態です。

あなたに聞くまでもなく良い緊張状態に入ることが大事ですよね。

いい緊張になるための鉄則はイロイロ書いてますが、ネタバレしすぎちゃうんで、この辺で…。

 

 実体験はあなただけの強力な武器

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あなたは自分自身が特別な経験をしている存在だと言い切れますか?僕はこの本を読んで、『自分は特別な経験をしている』と断言できることがわかりました。

僕自身はもともとCMプロデュースを仕事にしていて家族のことを考えて北海道に移住。ブラック企業に入社してしまって社長に楯突いてやめさせられた経験。ベンチャー企業で支社を立ち上げた経験。顧客の分析をやっている経験。

いずれも自分にとっては普通のことですがあなたにとっては特別なことだと感じませんか?

これはあなたが自分のことを話しても同じように特別なことと感じられます。

都会で育ってきた経験も田舎で育ってきた人にとっては特別な経験になります。その逆も同じです。

面接の時に自分に特徴的なところがないと悩んだり書類選考で目をつけられるような経験をしてないと悩む事はありませんあなた自身の経験を一つ一つ思い出して書いていけばあなただけ唯一の特別な経験をしたことがわかりますよ。

ちょっと気が楽になりましたか?

 夢を語れ

正直いろんなところでいっぱい聞くなぁって感じる話でした。

高い目標を持つことで、高みを目指して行動し続けることができると言う事ですね。

目の前のちっちゃい目標を一つ一つ解決していくよりも無理難題と思思える大きな夢を持って突き進んでいくそのほうが自分が進むべき道を見失わない。



あ、これは明石家さんまさんの名言でした。

とは言えたくさんの努力をしてきて、お笑い界のトップに上り詰めた人が言っている事と、この本で言っている大きな夢を持つという事は完全に一致してます。

夢って言ってしまうと、ちょっとイタイ感じもしますので「無理難題とも思える高すぎる目標」って言い換えると、あなたの心の中でも描きやすくなるかもしれませんね。

と言うことでこの本で学んだことをまとめると大きく3つ。

20代の若手ビジネスマンにも読んで欲しい内容です。また、面接や就職活動で職務経歴書・自己PRを書く人にも、とっても参考になる本でした。

この記事では書かなかった具体的な事例や、何よりオリラジ中田さんの文章から伝わってくる、「もはや中田さん本人が話しかけてくる!」感が伝わる文章を見ることが、あなたにとって最大の勉強になると思います。

ちょっとでも面白いなぁと思ったら、Amazonか楽天のレビューもチェックして見てみてくださいね!

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