こんにちは。イトガダイゴ(@blogger_itodai)です。
音楽プレーヤーの音質に満足できなくなっていた僕。
イヤホンも2万以上のものに変えたりと色々試行錯誤していたのですが、やはりプレーヤーから出る音が良くならないと意味がない!と思いポータブルアンプを買うことにしました。
今回はその中で選んだ iBasso D2+ Hj Boa を買って使っています。
初心者の方にもオススメできる一台ですのでレビューをしたいと思います。
ポタアン(ポータブルアンプとは)
そもそもポータブルアンプとは何なのかわからない方へ、改めて簡単に説明します。
[voice icon=”https://ebi-tai.com/wp-content/uploads/2018/06/イトダイ.jpeg” name=”イトダイ” type=”l fb”]読んで字のごとく「アンプがポータブルになった」ものです。[/voice]
アンプは元々外部ボリュームの役目を担うものです。
例えば、iPodやウォークマンなどのオーディオプレイヤーの中にも「アンプ」が組み込まれています。しかし、そういったプレイヤーの中に組み込まれているアンプの多くは音質よりも電力がいかに少なくするかに力を入れています。
よって、メーカーとして大事にしてはいるものの、音質は最優先ではなくなる=ないがしろにされているというのが現状なのです。
そこでポータブルアンプの登場です。アンプ機能だけの製品ですので、電力を音質のみに最大限に使うことを目的にし、高音質を目指そうと言うものなのです。
関連リンク:結局音質アップ法はポータブルアンプが一番良い
こだわりの強い私がポタアンに求めた事
この記事を見ている方は、ポタアンを選ぼうという段階の方が多いと思います。私の判断基準は以下の3点でした。
- 充電式のもの
ポータブルアンプには- 乾電池式
- リチウムイオン電池式
- 給電式
の3種類があります。乾電池式は電池がなくなるたびに購入しないといけないですし、給電式はiPad等プレーヤーの電力を使うのでこれも除外。
よってポータブルアンプ自体に電池が組み込まれている2.リチウムイオン電池式のものを選びました。
- iPod classicと同じ大きさのもの
これは皆さんの持っているプレーヤーと同じサイズ、もしくはそれ以下と言う観点で選べば良いかと思います。
- 10,000円前後で買えるもの
音質は良くしたいもののコストパフォーマンスの高いものは非常に重要です。このブログでも安くて良い物と言うのを紹介したいと思っていますので、中古新品問わず、10,000円前後で買えるもの選びました
これら3つを満たすものを考えた結果、iBasso D2+ Hj Boaにしました。
iBasso D2+ Hj Boaの基本情報
この商品はヒビノインターサウンド株式会社という企業が販売をしていました。
2013年の年末をもって、既にメーカー生産は完了しています。しかし現在でも根強い人気があり、未だAmazonでは定価以上の価格で販売されております。
周波数特性 | 17Hz~20kHz、±0.5dB(DAコンバーター)・17Hz~100kHz、-0.5dB(アンプ) |
S/N比 | 97dB(DAコンバーター)、104dB(アンプ) |
デジタル入力 | USB:16bit/48kH |
最大出力 | 125mW+125m |
電源 | 内蔵リチウムポリマーバッテリー |
電池持続時間 | 連続約38時間(使用条件によって短くなる場合があります) |
充電時間 | 約3時間 |
ヘッドホンインピーダンス | 8~300Ω推奨 |
コネクター | 3.5mmステレオミニジャック×2、USBミニソケット×1 |
付属品 | 充電用USBケーブル、接続ケーブル(両端:3.5mmステレオミニプラグ) |
寸法・質量 | W51×H21×D82mm、108g |
引用:http://www.hibino-intersound.co.jp/ibasso_audio/1941.html
外観
筐体は光沢のあるブラックの質感でサラサラしている肌触りです。
メーカーの公式ページを見ると手作業でヘアライン加工を施したと言うことになっています。ガジェット好きならたまらない見た目です。
iPod classicと同じ大きさでピッタリ!
表記上の寸法を見て、iPodと同じサイズと言うことがわかり購入しました。
実際つけてみると本当にほぼ一致したサイズになっています。メーカー側がiPadのサイズに合わせたことが感じられます。
使用感
使用環境がどう変わったか
【今まで】iPod classic → Shure SE435
【現在】iPod classic → iBasso D2+ Hj Boa→ Shure SE435
プレイヤーとイヤホンの間にポータブルアンプが入ってきます。
バッテリーは約38時間 と長寿命
バッテリーは、内臓のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間が約3時間に対し、約38時間の連続使用となっています。通勤で1日往復2時間使ったとしても、約19日使えると言う計算になります。
これなら頻繁に充電をする必要がないのでいいですね。
音質はどう変わったか
全体的な感想としては、音が平均化されたと言う印象です。高音域が強調されるわけでもなく、低音をしっかりと持ち上がっていて、全体の粒が揃った状態で耳に伝わってきます。
テクノ系ミュージックは重低音が引き上がる事で、バランスが良くなり全体として聞きやすくなっています。
ロック・バンド系のサウンドは、楽器それぞれの粒感が際立つようになり、結果としては音圧が大きくなったと感じます。
ジャズピアノ系のサウンドは、細かな感触が耳に響くようになったと感じました。
イヤホンのShure SE435が元々素直な音を出してくれるイヤホンなので、非常に相性が良く仕上がりました。
まとめ
私の場合、こちらの商品を10,000円台で買う事ができました。iBasso D2+ Hj Boaを挟むだけで、ここまで音質が変わるのは正直びっくりです。
イヤホンを変える前に、まずはポータブルアンプを導入したほうがよかったのではないかと思えるくらい良い製品です。
皆さんもポータブルアンプ導入を検討されてはいかがでしょうか。
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